大人の夢は夜に咲く

家族にも教えられないヲタライフ。

『愛は惜しみなく与う』を体現した陽菜、惚れてまうやろ~!

昨年9月に『断然「瑠衣」派だね!』っていうのを書いたんです。

当時は漫画本をGEOでレンタルして、一気に読破したんですが、作品の素晴らしさに胸を鷲掴みにされ、一週間ぐらいドメカノ・ロスで軽いうつ状態になりました・・・

漫画本を読んでいた時は瑠衣の仕草や考えからが、若かりし日のカミさんを彷彿とさせ、ぐぐーっと瑠衣側に気持ちが傾いたのですね。
それで、前回の瑠衣派という内容を書いたんです。

まだ二十代だったころは、ちょっとワガママなくらいの方が意地らしくもあり、かわいく感じたんですよね。
今でいう、ツンデレってやつですか。
長女も相当なツンデレなんですが、カミさんよりもツンとデレの落差が大きくて、これがまた可愛いんですよね・・・
ただ・・・ツンデレってタイミングによって、「腹立つ―っ!」ってときあるよね・・・

 

私の話は、これぐらいにして・・・

なぜ、陽菜派に傾いたかというと、少し前からお気に入りのアプリ「マガポケ」で「ドメスティックな彼女」が最終3話以外無料で公開されていたんです!

飛びつかないわけないですよね。
無料チケットやらポイントの都合で読み終わるまで結構かかっちゃいましたが、最終話まで読破することができました。
漫画本と違って、閑話的な話が省略されており、ちょっと残念な気もしました。
あとエッチなシーンって、こんなもんでしたっけ?
もっと多かった気がしたんですけど、閑話だったんでしょうか?

 

今回はWeb漫画ということで、じっくり読ませていただきました。

改めて、愛のカタチの多様性を考えさせられました。
今現在のテレビなどでよく取り上げられるLGBTや、師弟愛、親子の愛、友達を思う心。
本当にいろんなカタチの愛が描かれていて、涙なしでは読めない作品です。

前回も感じたんですが、作品の終盤にかけて、本当の愛へと昇華していく、陽菜の心の動きが歯がゆくもあり、読み進めるごとに最終結末への期待を募らせてくれます。

タイトルにも記載した『愛は惜しみなく与う』とは、真実の愛を的確に表現した良い言葉だと思います(恐るべし、ロシア文学)。

ネタバレにならないようにストーリーは割愛しますが、陽菜、瑠衣、夏生、それぞれの複雑に絡んだ関係と、それぞれの親や友人に対する関係などが、非常にうまく描かれていると思います。
もし、自分が夏生の立場に立ったら、「これは言えないな」とか、自分からは出てこない言葉など、本当に秀逸です!

是非、みなさん読んでみてください。